新年です
胸にしまった想いはそれぞれ。
今年も成長・進化していける一年となりますように。
奏法についてのレッスンにおける気づきでスタートです!
皆さんは音を出す前に
弦に弓をのせていますか?
この当たり前のこと、至極むずかしく
演奏の良し悪しを決めてしまうのみならず、
演奏以前の身体の在り方として大きく動きを左右してしまいます。
と言っても 息を止め無理に弓を弦につける事を言っているのではなく、
ラクな心地でフッと右手を左手(構えた楽器本体)にあずけ
いつまでもそうしていられるような、そこをゼロ地点とできるかどうか・・・に
かかっているのです。
これさえ充分に会得すれば
私は演奏技術の50%、ある意味80%くらいは
出来たも同然じゃないかと思っています。
ただ いろんな生徒さんを見る限り、
そうしたくてもそう出来ない身体の状況(きばりや偏り、ひねりなど)が
あることが多く、そこに何らかの誘導が必要な気がします。
私がよくやっているのは
弓の元に置いたり弓先に置いたりを 交互にゆっくりやるストレッチ的なもの。
その場合 弓を移動させる時は 意識的に弓を持つ手をぶら〜んとさせ、
アーチを描くように反復させます。
最初は弦に置いた感覚が薄くても徐々に置けるようになってきて、
弓先などバウンドしやすいですが 段々に弓をうまく操り
コントロールできるようになってくればシメタモノ!
いかがでしょうか?